FUKUSHIMA

こんにちは!古川です。


先日、私用で震災以来はじめての福島に行きました。

私が行ったのは津波の被災地から少し離れた場所だったので、大きな展示会ホールが新設される等町並みは以前よりむしろ賑わっていました。しかしながら時々メディアから流れる映像を見ると、まだまだ復興には程遠い地域が多いようです。


それなのに、まだ10年もたってないのにも関わらず都合の悪い歴史として風化させられているのでは…と危惧してしまいます。


地震、津波は天災で避けようがないのはありますが、原発とそれを管理する組織や権力の問題は未だ改善されていないのではないか?

必要のない原発を削減する方針もうやむやになり、日本は世界有数のプルトニウム保有国になってしまっています。

唯一の原爆被災国でありながら何故か核兵器廃止条約には調印していない事と関係しているのか、と勘ぐってしまいます。


このような日本の暗部を改めて見つめ直す機会を、観るものに与えるような演劇作品もあってよいのではないかと思います。